99の力

直近の研究成果は不勉強ですが、大まかに、人間は脳の1だけを使って生きていて、残りの99は普段は眠っている。そういうことになっています。わかりやすい例をあげます。火事場の馬鹿力というものの正体は、眠っていた99のいくらかが緊急活動をしている状態です。

この99は、無意識と呼ばれているものと同義と考えてもいいかもしれません。私はこの無意識が大好きです。ミルトンを尊敬しているのは、彼が現代催眠の創始者にして最大という位置づけを保っているからでもあります。無意識を知り尽くした人。ああもっともっと彼の業績の勉強をしたい。

ミルトン達が好んで使ったとされる台詞があります。人は知っているということを知らないということを知らない

これは、無意識は何でも知っている。けれど人は意識下においてそのことを認めていない。それどころか、この重要なシステムの存在自体を知ろうとしないと言い換えることができるかもしれません。

比較的若い頃受けた催眠ワークショップで、私は講師からあなたは無意識と大変うまく仲良くつきあえているようですねという評価及び賛辞を受けたことがあります。ちょっと自慢。。

えっと、このブログで言いたいのは、無意識の数の働きの中でも、記憶の取り扱いという項目が非常に重要ではないかと考えています、という話です。

先日会食した年の近い友人が僕は、少し古いことはほとんど忘れてしまうんだ。思い出せるのはすごく心が動いたときの記憶だけでこれを情動記憶と呼ぶのですが。木蓮さんは、すごく昔のこともよく覚えているんだね。そんなに何でも覚えていたら、辛くない?と言いました。

辛い?別にそうでもないけど。

私の場合、憶えているというよりしっかり保存してあるという感じで、思い出すべき刺激キーワードのようなものが入った時に、すぐさまポンと意識に浮上してくる、という感じです。無意識の貯蔵庫を最大限に使えているだけ。

仮に辛い過去の記憶があるとしてもちろん山ほどありますが、いつもそのことを考えているわけではありません。無意識に放り込んで忘れています。でも、必要ならすぐ取り出せる。いつもは忘れているので、記憶に振り回されないです。

だいたいね、忘れるなんてことは、脳に障害でも起きない限り、ないんですよ。感覚器から入った情報は、原則、すべて記憶されます。ただそれを意識上に出しておくと情報量が大きすぎて脳がオーバーヒートするので、無意識に凍結保存しておくらしいです。ミルトンは退行催眠などの研究によって、このことを明らかにしました。入った情報は一生涯保存される。無意識を開放するとその記憶はいつでも取り出せる。

ミルトンはあえて触れなかったようですが、退行催眠の達人になると、現世を通り越して過去生まで退行させてしまうことがあります。少し古い本ですが前世療法という本が出版されています。読めば必ず納得できます。

つまり、無意識の記憶には、霊的記憶も含まれるということを意味します。

なんとなくちょっと面白いかも?とか思いませんか。オーバーヒートしない程度に無意識から情報を取り出して、より幅広く奥深い世界に生きたい。

それはそんなに難しいことではないはず。

私のVisionには、この項目は当然既に入っています。

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